夢のようなできごと       五十嵐 清一  

 

私は1年前石橋優氏(青葉の会会員)の主催された、ダウジング教室で、松尾代表にお会いし、軽い流れで入会しました。しかし、青葉の会が主催した講演会や活動、あおば通信で知った他団体の催事などに参加することで、大切な体験をし、自分が納得できる重要な場となりました。書物でしか知りようのない「名士」の講演を聴くことができ、ご本人と懇親会で直接お話ができるチャンスも得ました。
 帯津良一先生、寺山心一翁先生、ザ・ウォーター氏、以前から皆様の書物を読んで、ぜひお会いしてお話を伺いたいと思っておりましたが、一介の私が面会を申込んでも叶わない方々です。それが目の前におられ私のくだらない質問に答えていただける、私にとって「夢」のような出来事でした。
 帯津先生の講演では「死に向かって、元気に、突撃」『元気に死のう」は素晴らしくとても印象に残る言葉でした。寺山先生の病に対する愛情は、現在ある薬の中で「すべての病を治す一番の特効薬」ではないでしょうか。
「ザ・ウォーター氏」水の結晶のお話
 良い音楽を聞かせた水は綺麗な結晶を作る。写真を見せていただきましたが、正にその通り、驚きです。そして物理的なことを見せられると「では、こんな状態ではどんな結晶になるのか?」などと物理的な追求に興味がいってしまいがちですが、大切なのは「音楽・言葉」によっても水も植物も人も「傷つく」「救われる」「幸せな気持ちになれる」ということです。
 人体の成分のほとんどを占める「水」。その水は現状を「記憶」「記録」するという事は驚きでした。記憶を持った「水」は蒸発して雲になると「浄化」されて新しい「水」になるとのこと、まるで輪廻と同じように想えてなりません。水は雨として地上に降りそれから色々な体験をして学ぶ。時には茶色に染まり、時には青色になり、地上に降りた1滴から小川になり水車を回し、ダムで電気を作り船が浮かぶ。水は地下水となりミネラルを持って人々の喉の渇きを潤し、また植物の成長を助け、葉から浄化され天にのぼる。
 鮎・ヤマメの生活の場となる「川」を作りそのあと「海」になっていろんな生物の生活の場となる。そして陸地より持って行った「ミネラル」を置いて蒸発する(浄化)「ミネラル」は動物・植物にとって無くてはならない「塩」となる。
 青葉の会の企画は素晴らしい、こんな勉強の場を作っていただいた「青葉の会」に入会できて感謝しています。 (太宰府市在住・ウッドプラン取締役)http://www.woodplan.co.jp/ ウッドプラン

リレーフォーライフin福岡に参加して  古川アツ子

 

 前日までの雨が嘘のような秋晴れの10月3日、福岡では今回初めてのリレーフォーライフの開催は、32チームが参加。海の中道海浜公園内コースを歩いて歩いてひたすら歩いた。1周を10分くらいで無理なく歩ける。秋風も心地よい。
 舞台では、各々のチームでの歌ありで賑やかしい。我々青葉の会も舞台へ。青葉の会の替歌「明日があるさ」を藤野さんのギター伴奏で大合唱。その側らで林さんと藤野さんの甥子さんとの仮装姿で名役者振りを披露して盛り上げる。テント張りの下での昼食は、松尾顧問の手作りのおでん。味が沁み込むようにと3日前より煮込んで手をかけたこんにゃく・玉子・大根など具沢山。おいしく有りがたくいただききました。
 昼からも♪歩こう歩こう♪歌詞不詳のところはラララ…藤野さんのユニークな指導とギターに合わせて歌いながらの「タスキつなぎ」歌って歩いて笑って、おかげ様で免疫力を心の中までもしっかりいただいた。

 
 リレー途中でインタビューも受けた。「皆さんどうやって知り合いになられたのですか」との質問に福田さん曰く「初めは全く知らない者同士です。がんになり青葉の会に入会して友達、仲間となりました」我々も側で頷いている。たくさんの仲間ができて楽しい活動ができるのも、がんが取り持ついいご縁だと改めて感じながらリレーを続けた。
 1周するたびにグループに1スタンプを押す。私は合計15周歩いたと思う。最終的には70周を越えたそうだから素晴しい。我々が帰った後も福田さんの息子さん達が、随分と頑張って歩かれたそうだ。おかげで青葉の会は、天晴れな成績だ。
 長年お世話になった胃を切除して13年経つ今でも現状打破できずにいたが、ここにいる皆もそれぞれに頑張っていると思うと、もう贅沢はいうまいと思えた。前向きに考えを修正しよう。今日は、気づきや教えられた気分で得した気分。(福岡市東区在住)

第4回日本綜合医学九州大会に参加して 舛添 藹


 いまだ残暑の厳しい9月6日日曜日、福岡市明治安田生命ホールで「第4回日本綜合医学九州大会」が開かれました。”食べ物で変わる心と身体”のテーマで私も個人的に関心があり講演に行きました。
 10時からの開始にもかかわらず早くもロビーは人で混雑していました。皆さん各々の立場の中で健康な人、何らかの病気のある人、若い人、主婦、高齢者とさまざまな方が今日の日のために集まって来て下さったのでしょう。
 それだけにこの自然食に対しての関心が高くなっているのだと思われます。いざ始まるとそうそうたる高名な講師の方々で小児科医の真弓先生、高取保育園の西園長先生、小学校の福田先生、他にアレルギーを考える会の野田様、森鍼灸院の森様方で、自然流食育を実践また指導されていて日本古来の食事のすばらしさ、力強さを説明して下さいました。
 食を通して心も育まれるということです。昔から伝えられている米と味噌、特に玄米の持つパワーは格別のことで、それに小魚・野菜・海藻などを加えることで日本人の体質に合った体に変わっていくということです。それも幼い程、またそれよりも逆のぼって母親の胎内にいる時にこの自然食に出合えれば理想的な体の子に育つとのことです。現代の欧米型の食事が、いろいろの病気の一因につながっていることも事実だとも。真弓先生は話して下さいました。また高取保育園では子供達にバケツで稲の種を蒔いて、その成長の様子を好奇心いっぱいに目を輝かせてみているとのことです。
 私自身、息子のこれ位の時期にこれ程深い思いで保育をしていたのかと一瞬頭をかすめました。地産地消の品を摂り、自然の恵みを頂きたいものです。とりわけ米の持つ力には驚きます。玄米のみならず、白米にも50%の鉄分が含まれていることで優れた食品だと認識を新たにしました。夕方までの長い時間を満席のまま皆聴き入っていました。先生方の真摯な熱意が伝わってきて日々の食事に取り入れるように努力と知恵で、わずかでも実行が大切だと考えています。今日この会を企画された方々やボランティアの方に深く感謝します。多くを学ばせて頂いてありがとうございました。 (粕屋郡在住)

1泊キャンプ参加 不安から青葉の会ファンに  小賦ヨシ子

 

 がんの手術が終わり、やっとやっと退院できた。周りの人は「元気になったね」
「頑張ったね」と安易な言葉で私を慰める。もう大丈夫、と思いつつも、持っていきようの無い不安…。再発、恐怖、動揺…。払うことのできない不安は尽きない。人とどう接していけばいいのだろう。人とどんな風に心通わせる対話ができるようになるだろう、引きこもり?自分は普通の人とは違うのだという思いが、日常生活に戻ろうとする私の体と心を止まらせる。

 本、新聞、広告に至るまで、「がん」の文字が目にとまる。そんな時、テレビで青葉の会の活動を知り、早速電話して出掛けて行った。「何か始めたい、やりたい、と思っているけれど、私の心が少し破れかけていて…」と松尾代表に訴えた。いろんな治療法、いろんなドラマを持った方々、すごくポジティブ(前向き)に活き活きとした過ごし方。心までひとりぼっちにならないためにと、いろいろな例を出しそれはそれは熱く語りかけていただき、即入会しました。
 そして7月23・24日の九大演習林のキャンプに初参加。メインである医療セミナーの全体ミーティングは、医師、食事管理の石井文理先生、患者、家族、毎日新聞記者を交えて行なわれた。部位別ミーティングではそれぞれの治療方法、現在の症状、薬、それらに対する大国篤医師のアドバイス。今まで一人で抱え込んでいた不安が、なぜか少しづつ解けていくように感じられた。皆さんの支えによって生きてみたいとも思った。全てが密度の濃い内容のものであった。ミーティングの後には楽しい夜なべ談議。
 パッと目が覚めれば眺めのいい夏の朝。青空、清々しい空気、緑…大自然を全部貸切り状態。井上優美子さん指導で気功をしたり、散歩をしたりと、この喜びが本当に勿体ないようで、心の中が温かさでいっぱいになった。
 すっかり「青葉の会」のファンになり、そして今楽しんでいる。 (福岡市東区)

楽しい楽しいお父さんお母さんの修学旅行

霧島神宮で記念撮影
霧島神宮で記念撮影
 堀田 福夫 
 堀田 福夫 

 「青葉の会霧島温泉1泊の旅」に寄せて     堀田 福夫 

 

 10月1日心配していたお天気も上々で、男女19名博多駅筑紫口に集合。みんなニコニコ、ソワソワで貸切りマイクロバスで一路宮崎・霧島へ向けて出発進行!
 お世話役のリードで、車中ワイワイ、ガヤガヤであっという間に都城在住の青葉の会会員の平井昭子様の自宅へ到着。平井家と松尾代表ご夫妻とは30年来のお付合いとのこと。昨年12月に亡くなられたご主人の仏前にお焼香をさせて頂き、平井さん所有の霧島牧場近くの別荘「椿山荘」に4時頃到着。
 「椿山荘」は露天風呂付きの2階建てで、一行19人が十分に宿泊できる立派な建物でした。冷蔵庫には平井さんのご好意で大きな種無しぶどうとフルーツゼリーが入れてあり、一同ご配慮に大喜び。旅の荷物を解き、初日のメインイベント、JR九州・黒木瞳のCMで有名になった「さくらさくら温泉の泥湯」へ。すぐ近くなのに途中ドライバーの不慣れから暗くなった夜道を迷いながら到着。
 宴会場で夕食後さっそく入浴。期待していた美人になれる泥んこの温泉でしたが、特に女性からは少々匂いがきつかったと不評のようでした。仕事で遅れて松尾代表のご主人も新幹線ひかり号で宴会場に合流された。
 宿泊の部屋割りは、修学旅行よろしく男子は1階、女子は2階。それぞれ用意してある布団を敷き、ここの露天風呂にも入浴後、2階の部屋に皆集まった。それぞれ持ち寄ったお酒や肴で大きく盛り上がり午前1時半くらいまで楽しい時間を過ごした。中でも財前サチヨさんのパフォーマンスに一同涙が出るほどに大笑い。松尾祐作氏曰く「これがガンを患っている人たちの集まりなの…、信じられん…」夜食に頃合いをみはからっての松尾代表の作られた「冷やしソーメン」の味も旨い旨いとお替り続出、本日売切れの大好評。あっと言う間で秋の夜がふけていきました。
 翌朝10月2日8時起床、各自用意した朝食をいただき、「来た時よりも美しく」お部屋掃除も全員でていねいに完了。10時出発、天孫光臨の地、霧島神宮へ。さすが日本を代表する神宮に一同おごそかな気持と今日ある自分に感謝を込めてお詣り。えびの高原経由コスモスで有名な生駒高原で昼食。まだ3~5分咲きでしたが爽やかな高原の秋の訪れを楽しみました。
 行程800kmの1泊2日1万円の旅、車中皆さんからの感想も「シワが増えた、笑いいっぱいの大満足の旅」となりました。特に今回別荘をご提供いただいた平井さん(三協商事社長)には大人数の会員達を受け入れていただいた配慮に一同心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。(福岡市東区)